ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム

ゴールデンバウム王朝初代皇帝。作中における帝国の人間(特に帝国貴族)はルドルフ大帝と呼んでいる。それに対し銀河帝国を打倒しようとしている自由惑星同盟の人間はルドルフ、もしくはルドルフ・フォン・ゴールデンバウムと敬称を付けずに呼んでいる。
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ド・ヴィリエ

地球教団の大主教。作中に登場した地球教徒の中では総大主教に次ぐ立場だった。他の地球教徒たちが熱心的な宗教論者であったのに対し、ド・ヴィリエにとって地球教はあくまでも自らが権力を手中にするための道具でしかなかった。そのため宗教心も薄く(というよりも無かった)他の信者が総大主教を無条件に崇拝しているのに対し、ド・ヴィリエにとっては地球教と同様にお飾りの権力者という認識だった。
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カール・グスタフ・ケンプ

ラインハルトが元帥府を創設した際に旗下に加えた提督の一人。ローエングラム体制成立直後においてはキルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタールに次ぐ地位を持った人物だった(階級は中将)。もともとはパイロットで撃墜王として有名を馳せた人物で、司令官としてもその公正な人柄から部下からの人望が厚かった。
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クロプシュトック事件

ウィルヘルム・フォン・クロプシュトック公爵が起こした爆弾事件でブラウンシュヴァイク公の私邸において決行された。クロプシュトック公爵の狙いは皇帝フリードリヒ4世とブラウンシュヴァイク公でだったが、この犯行は失敗に終わり逆に自らが討伐される結果となってしまった。
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カール・エドワルド・バイエルライン

ミッターマイヤー艦隊の幕僚の中で最も際立った人物であり、平時はミッタマイヤーの側近として行動し艦隊戦においてはミッターマイヤーの前衛として活躍することが多かった。容姿から察するにミッターマイヤーやミュラーよりも若く、グリルパルツァーやクナップシュタインらと世代も階級も同じくしている。
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リップシュタット戦役

幼帝エルウィン・ヨーゼフ2世が皇帝に即位したのを機に、皇帝を擁立したラインハルトとリヒテンラーデ公、それに対して皇帝を擁立し損ねたブラウンシュヴァイク公とリッテンハイム候の間で争われた武力衝突。ただし実際には軍事力を保持していないリヒテンラーデ公は戦役には参加しておらず、事実上ラインハルトと門閥貴族の争いだった。
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アムリッツァ星域会戦

同盟の帝国領侵攻作戦の際に行われた最大規模の戦闘で、この会戦に敗れたことで帝国領侵攻作戦は終結した。帝国領侵攻作戦において同盟軍は当初、8個艦隊、艦隊総数10万隻以上の戦力を動員していた。しかしアムリッツァ星域会戦に先立ってそれぞれの艦隊が帝国領内の各星系に駐留していたため、帝国軍にこれらを各個撃破され、アムリッツァ星域に終結できた艦隊はわずか3個艦隊に過ぎなかった。
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カストロプ動乱

帝国の辺境惑星の領主カストロプ公マクシミリアンが起こした反乱。父であるカストロプ公オイゲンの死後、彼が生前の財務尚書時代に行っていた不正貯蓄を返還するように求められたがこれを拒絶。帝国に対する反乱に至った。
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憂国騎士団

自由惑星同盟内に存在する組織でれっきとした犯罪組織。自分たちが気にくわないこと(反国家的、もしくは反戦的な内容)をテレビなどの報道機関で発言するとすかさずその人物を拘束、もしくは襲撃する。裏で政府首脳と繋がっているため銃器などの類も豊富に揃えており、下手をすれば警察よりも高い戦力を保有している。
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