マルティン・オットー・フォン・ジークマイスター

歴史上の人物でケーフェンヒラーの話しの中でのみ登場する人物(厳密に言えばケーフェンヒラーとの会話をもとにヤンが推測した話しの中)。帝国貴族の生まれだったが、父親の影響もあり若くして共和主義思想に染まるようになる。帝国内で共和主義者による反スパイ網を結成した後に単身で同盟へ亡命。
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ローエングラム家

爵位をもたないライヒスリッターだったラインハルト・フォン・ミューゼルに対し、当時の銀河帝国皇帝フリードリヒ4世が爵位を与えようと断絶していた伯爵家の中からローエングラム家を選んで家督を継がせた。軍人だったラインハルトに対し、武門の名流としても名高かったためローエングラム家が選ばれた。
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カーテローゼ・フォン・クロイツェル

同盟軍のパイロットでバーミリオン会戦後、メルカッツやリンツらとともに「動くシャーウッドの森」の一員となる(ただしこの時点では作中に登場していない)。またシェーンコップの娘でもあるが、それを知ったシェーンコップ自身は当初母親が誰か分からなかった。仲間からはカリンと呼ばれている。
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ジークフリード・キルヒアイス

ラインハルトの幼馴染。10歳の時にアンネローゼを皇帝に連れて行かれたラインハルトが幼年学校に入学することを決意し、親友だったキルヒアイスにも一緒に入学することになった。その生涯で友人をほとんど作らなかったラインハルトにとってキルヒアイスはかけがえのない親友であり、キルヒアイスのほうも自らの生涯をラインハルトのために尽くした。
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ラインハルト・フォン・ローエングラム

本作の主人公の一人。旧姓はラインハルト・フォン・ミューゼルと名乗っており、爵位を持たないライヒスリッターの身であった。幼くして母親を亡くしたため、父親のセバスティアン・フォン・ミューゼルと姉のアンネローゼとともに暮らしていた。母親が無くなった後にミューゼル一家は下町に移り住み、そこでジークフリード・キルヒアイスと知り合うことになる(隣の家に住んでいた)。
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スパルタニアン

同盟軍の単座式戦闘艇。艦隊同士の近接戦闘において頻繁に使用されており、狭い空間においては制空権を握るために決定的な役割を果たすこともある。帝国軍の単座式戦闘艇であるワルキューレと比べると機動性で劣る分、火力で勝っておりそのため敵の巡航艦や駆逐艦を撃破するシーンが度々ある。
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ハルトマン・ベルトラム

駆逐艦ハーメルンIIの副長。平民出身だが若くして大尉に上り詰めており、ザイデルたち平民出身の一般兵たちにとっては「平民期待の星」として敬意を集めている。普段は艦長のアデナウアーから船の指揮全般を任されているため、事実上ハーメルンIIの最高指揮官となっている。職務も立派にこなし部下からも敬愛されている姿を見たランハルトは着任早々ベルトラムのことを評価していた(逆に艦長のアデナウアーの手腕には疑問を感じていた)。
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アデナウアー

ラインハルトが航海長として赴任した駆逐艦ハーメルンIIの艦長。門閥貴族の一員で男爵家の当主。しかし若い頃には民間船の船長をしており軍隊には途中入隊したため、年齢の割に軍における階級は高くなかった(この時、少佐)。民間船の船長を務めていた時代に色々な人と出会い、様々な経験を積んでいたため貴族としての特権意識は持っていない。
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ジャン・ロベール・ラップ

ヤンと士官学校時代の同期で親友。非常に性格の良い人物で他人の成功を素直に賞賛できる人間だった。ヤンがエルファシルで民間人の脱出に成功させた際は「同期の誇り」だとキャゼルヌに語っていた。しかしこれを聞いたヤンは「自分の考えではラップこそが同期の中では出世頭になるだろう」と話しており、彼の才能と将器を高く評価していた。
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ベンドリング少佐

外伝『奪還者』に登場する人物。極秘任務として亡命したヘルクスハイマーの追跡・捕縛を命じられたラインハルトの監察官として同行することになった。冗談や軽口を叩く性格で初対面のラインハルト(この時、中佐)に対しても馴れ馴れしく話しかけたが、他人嫌いのラインハルトが厳しい口調で対応したためかしこまっていた。
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