ウォルター・アイランズ

同盟政府の政治家でトリューニヒト派に属する人物。ヤンの査問会を巡って責任者であった国防委員長ネグロポンティが辞任すると、トリューニヒトの意向でアイランズが新たな国防委員長となった。マスコミからは「企業からリベートをとるだけしか能のない小者」と酷評されており、実際トリューニヒトの傘に入らなければ政府の要職に就けるような人物でもなかった。
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ホアン・ルイ

同盟の政治家でジョアン・レベロとともに腐敗した同盟政府にあって信念と優れた政治能力を持つ数少ない人物だった。作中に初めて登場したのは最高評議会の場面で、最高評議会議長ロイヤル・サンフォードが提案した帝国領侵攻作戦の是非について話し会った。
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ジェシカ・エドワーズ

ジャン・ロベール・ラップの婚約者でラップとヤンが士官学校の生徒だった時にその近くに住んでいた。その美貌から学生時代のヤンとラップはジェシカの虜になり、その後お互いを知り合うことになった。
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ロイヤル・サンフォード

同盟の政治家で作中登場時は同盟国家元首と最高評議会議長を務めていた。この時点で同盟における最大権力者であったが決して位人身を極めた人物ではなく、むしろ政治家としての影響力はほとんど持っていなかった(あくまで国家元首にしてはだが)。
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ジョアン・レベロ

同盟の政治家で登場時には財務委員長を務め最高評議会議員の一人でもあった。バーラトの和約締結後は臨時政府の最高責任者に就任した。同盟の末期にあって無能な政治家や汚職まみれの政治家ばかりの同盟政府にあって、数少ない政治家としての能力と良識を持った人物だった。
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コーネリア・ウィンザー

自由惑星同盟の政治家で最高評議会議員の一人。最高評議会議員の中では唯一の女性であるが、自分の意見をはっきり主張する個性の強い人物である。帝国領侵攻作戦の議案が話し合われる一週間前に評議員の一員となり、話し合いの席では作戦案に対して一貫して賛成の姿勢を貫いた。
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ヨブ・トリューニヒト

自由惑星同盟の政治家。均整の取れた端正な顔立ちと巧みなメディア操作によって民主主義体制下の同盟にあって実質的な独裁体制の実現に成功した。当初ヤンやビュコックからは人気取りが上手いだけの政治家だと思われていたが、その実権謀術数に長けた人物で幾度となく訪れた政治生命の危機を逆用し自らの地位を強化する事に成功した。
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