アントン・フェルナー

ブラウンシュヴァイク公旗下の軍人でリップシュタット戦役の直前、シュトライトとともにラインハルト暗殺を進言した。シュトライトが戦火を交えることによる民衆への被害を恐れたのに対し、フェルナーはブラウンシュヴァイク公ではラインハルトに勝てないと強く確信しての提案だった。

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アルツール・フォン・シュトライト

リップシュタット戦役まではブラウンシュヴァイク公に仕えていた。ラインハルト打倒のために貴族連合が結成された直後、フェルナーとともに軍事行動に出るよりもラインハルト個人を暗殺するべきだと進言した。貴族連合軍は兵力でこそローエングラム陣営に勝るが、その内実は烏合の衆で「戦争の天才」との呼び声もあるラインハルト相手には不足だった。

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アンネローゼ・フォン・グリューネワルト

ラインハルトの姉。15歳の時に宮廷役人の目に留まりそのまま宮廷へ召し抱えられることになった。弟であるラインハルトやその友人であったキルヒアイスから尋常ならざる好意を持たれており、アンネローゼが宮廷に連れて行かれたことに激怒した(キルヒアイスは怒るよりも戸惑っていた)。このことがきっかけで二人はアンネローゼを救い出すために、その後幼年学校に入り帝国を打倒することを決意した。
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イザーク・フェルナンド・フォン・トゥルナイゼン

ローエングラム陣営における提督の一人。幼年学校でラインハルトやキルヒアイスと同期だった。リップシュタット戦役で同級生の多くが貴族連合軍に参加する中でトゥルナイゼンは迷わずラインハルトの陣営に駆けつけた。ラインハルトと同い年であるため、ローエングラム王朝の提督の中では年少者の部類に入っていたがその昇進速度は速く、クナップシュタインやバイエルラインたちと同列だった。
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ジークフリード・キルヒアイス

ラインハルトの幼馴染。10歳の時にアンネローゼを皇帝に連れて行かれたラインハルトが幼年学校に入学することを決意し、親友だったキルヒアイスにも一緒に入学することになった。その生涯で友人をほとんど作らなかったラインハルトにとってキルヒアイスはかけがえのない親友であり、キルヒアイスのほうも自らの生涯をラインハルトのために尽くした。
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ラインハルト・フォン・ローエングラム

本作の主人公の一人。旧姓はラインハルト・フォン・ミューゼルと名乗っており、爵位を持たないライヒスリッターの身であった。幼くして母親を亡くしたため、父親のセバスティアン・フォン・ミューゼルと姉のアンネローゼとともに暮らしていた。母親が無くなった後にミューゼル一家は下町に移り住み、そこでジークフリード・キルヒアイスと知り合うことになる(隣の家に住んでいた)。
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ブルーノ・フォン・クナップシュタイン

ローエングラム王朝における主要提督の一人でグリルパルツァーとともに将来「帝国の双璧」となることを期待されていた。グリルパルツァーが智将であったのに対し、クナップシュタインは勇将だった。実際に「帝国の双璧」と呼ばれた二人と比べると、グリルパルツァーがロイエンタール型の提督で、クナップシュタインはミッターマイヤー型の提督に近かった。
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ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン

ローエングラム王朝の提督の一人で最終的な階級は大将。もともとはキルヒアイスの参謀として仕えており、キルヒアイスの死後はロイエンタールの幕僚となった。帝国軍の主要提督以外では圧倒的にキャラの濃い人物で登場回数ではバイエルラインやクナップシュタインらと変わらないが、印象の度合いはかなり強い人物だった。
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カール・グスタフ・ケンプ

ラインハルトが元帥府を創設した際に旗下に加えた提督の一人。ローエングラム体制成立直後においてはキルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタールに次ぐ地位を持った人物だった(階級は中将)。もともとはパイロットで撃墜王として有名を馳せた人物で、司令官としてもその公正な人柄から部下からの人望が厚かった。
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カール・エドワルド・バイエルライン

ミッターマイヤー艦隊の幕僚の中で最も際立った人物であり、平時はミッタマイヤーの側近として行動し艦隊戦においてはミッターマイヤーの前衛として活躍することが多かった。容姿から察するにミッターマイヤーやミュラーよりも若く、グリルパルツァーやクナップシュタインらと世代も階級も同じくしている。
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