アルフレット・グリルパルツァー

ローエングラム王朝の提督の一人でクナップシュタインと並んで将来「帝国の双璧」となることを見込まれていた。クナップシュタインが生粋の軍人であったのに対し、グリルパルツァーは学問にも秀でており中でも地理学者としての業績によって帝国地理博物協会への入会を果たした。このため探検家提督の異名を獲得している。
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コンラート・リンザー

もともとはゴールデンバウム王朝の軍人でリップシュタット戦役では貴族連合軍の兵士として参戦。リッテンハイム候旗下の艦隊に配属されており、キフォイザー星域会戦では補給部隊として主力艦隊の後方で任務に当たっていた。
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カール・ロベルト・シュタインメッツ

ローエングラム王朝における提督の一人で死後、元帥に昇進した。もともとは第四次ティアマト会戦において(ゴールデンバウム王朝健在期)ラインハルトの旗艦ブリュンヒルトの艦長を務めていた。この際、戦闘中に興奮したラインハルトが艦の操縦を指示したのに対し「旗艦の操縦権は艦長に帰属する」としてこれを諌めていた。
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ブルーノ・フォン・シルヴァーベルヒ

ローエングラム王朝における初代工部尚書。作中では帝都建設を担当しており建築の専門家としての一面を見せているが、彼の才能は建築に留まらず政治全般に及んでいた。順調過ぎる工事計画を揶揄した建設業者が「帝都が完成してしまえば我々の仕事がなくなってしまう」と冗談交じりに話すと「その時は帝国宰相でもやる」と大胆な野望を語り周囲を唖然とさせていた。
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ギュンター・キスリング

ローエングラム王朝において皇帝ラインハルトの親衛隊長を務める人物。親衛隊の中でも常時ラインハルトのそばにいるのはキスリングただ一人であることから、ラインハルトの彼に対する信頼感とキスリングの戦闘能力の高さがうかがえる。
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コルネリアス・ルッツ

ローエングラム王朝における主要提督の一人で最終的な階級は元帥。ラインハルトがゴールデンバウム王朝下で宇宙艦隊副司令官(同時に元帥に昇進)として元帥府を創設した時には中将として提督の列に迎えられた。当初はワーレンとともにキルヒアイスの部下として艦隊を運用していたが、キルヒアイスの死後は自ら艦隊司令官として一個艦隊を任されていた。
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ハイドリッヒ・ラング

ゴールデンバウム王朝期には内務省社会秩序維持局長官を務めた人物。旧体制の秩序を守るために暗躍する組織の長だったため、ラインハルトが実権を握ってからしばらくは謹慎の身に処せられていた。しかしローエングラム体制が成立して間もないこともあり、社会の秩序を安定させる必要があると考えたオーベルシュタインによって登用され、今度は内務省内国安全保障局長と職名を変えて職務を遂行することになった。
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オスカー・フォン・ロイエンタール

ラインハルトが旧姓のミューゼルを名乗っている頃からの部下でローエングラム王朝成立の際は元帥に昇進し、それと同時に統帥本部総長に任命される。親友としてともにラインハルトの指揮下にいたミッターマイヤーも同時期に元帥となり、宇宙艦隊司令長官に任命された。ロイエンタールとミッターマイヤーは「帝国軍の双璧」と呼ばれローエングラム王朝の並居る提督たちの中でも一際重要視される存在だった。
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アウグスト・ザムエル・ワーレン

ローエングラム王朝の提督の一人。ラインハルトの死後は「獅子の泉の七元帥」に任命された。ラインハルトが元帥府を創設した際は中将として暑提督の列に加わり、その後武勲を重ねローエングラム王朝が成立する際には上級大将にまで上り詰めた。
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