ハルトマン・ベルトラム

駆逐艦ハーメルンIIの副長。平民出身だが若くして大尉に上り詰めており、ザイデルたち平民出身の一般兵たちにとっては「平民期待の星」として敬意を集めている。普段は艦長のアデナウアーから船の指揮全般を任されているため、事実上ハーメルンIIの最高指揮官となっている。職務も立派にこなし部下からも敬愛されている姿を見たランハルトは着任早々ベルトラムのことを評価していた(逆に艦長のアデナウアーの手腕には疑問を感じていた)。
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アデナウアー

ラインハルトが航海長として赴任した駆逐艦ハーメルンIIの艦長。門閥貴族の一員で男爵家の当主。しかし若い頃には民間船の船長をしており軍隊には途中入隊したため、年齢の割に軍における階級は高くなかった(この時、少佐)。民間船の船長を務めていた時代に色々な人と出会い、様々な経験を積んでいたため貴族としての特権意識は持っていない。
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ベンドリング少佐

外伝『奪還者』に登場する人物。極秘任務として亡命したヘルクスハイマーの追跡・捕縛を命じられたラインハルトの監察官として同行することになった。冗談や軽口を叩く性格で初対面のラインハルト(この時、中佐)に対しても馴れ馴れしく話しかけたが、他人嫌いのラインハルトが厳しい口調で対応したためかしこまっていた。
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ミヒャエル・ジギスムント・フォン・カイザーリング

外伝『汚名』に登場した人物で作中では退役少将。アルレスハイム星域の会戦では中将として同盟軍に奇襲の任務を任されていた。しかしカイザーリング艦隊は司令官の指示を待たずして暴発。これにより同盟軍に自らの位置を吐露することとなってしまい、その後猛烈な反撃を受けたカイザーリング艦隊は六割の戦死者を出して敗走した。
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フリードリヒ4世

ゴールデンバウム王朝第36代皇帝。ゴールデンバウム王朝末期の皇帝であり、彼の死後皇帝に即位したエルウィン・ヨーゼフ2世は幼帝で、かつラインハルトの傀儡に過ぎなかったことを考えると(その次のカザリン・ケートヘン1世も含めて)ゴールデンバウム王朝における事実上最後の皇帝であった。
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ヘルクスハイマー

ゴールデンバウム王朝における帝国貴族の一人。門閥貴族の一員で伯爵家の当主だった。本編には登場せず外伝でのみ登場した。初登場はOVA「奪還者」で、シャフハウゼン子爵が手に入れた鉱山の権利を横取りすべく強引に決闘を申し込んでいた。
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ヘルマン・フォン・リューネブルク

もともとは帝国から同盟へ亡命した人物で、同盟軍に在籍していた際は第11代ローゼンリッター連隊長を務めていた(シェーンコップの二代前)。しかしその後帝国へ逆亡命したことにより、その後ローゼンリッターは一時廃止寸前に追い込まれることになった。
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ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム3世

ゴールデンバウム王朝末期の貴族社会の頂点に立っており、同じく帝国貴族中比類なき名家の出であったブラウンシュヴァイク公と激しい宮廷闘争を繰り広げていた。どちらも時期皇帝を擁立することで帝国社会の頂点に立とうとしていたが、リヒテンラーデ候と手を組んで幼帝エルウィン・ヨーゼフ2世を擁立したラインハルトを打倒すべく一時的に同盟を結んだ。
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ヨッフェン・フォン・レムシャイド

フェザーンに駐留している帝国の高等弁務官。門閥貴族の一員で爵位は伯爵。高等弁務官として度々ルビンスキーに面会している。同盟が大規模な戦闘で帝国に勝利すると、均衡関係を保つことを戦略としているルビンスキーが次の会戦で帝国を勝たせるために弁務官であるレムシャイドのもとを訪れていた。
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シュザンナ・フォン・ベーネミュンデ

皇帝フリードリヒ4世の愛人でアンネローゼ・フォン・グリューネワルトの前に寵愛を受けた人物。青年時代には若くて美しい女性を数多く宮廷に呼んでいたフリードリヒ4世であったがベーネミュンデもそのうちの一人だった。
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