カール・エドワルド・バイエルライン

ミッターマイヤー艦隊の幕僚の中で最も際立った人物であり、平時はミッタマイヤーの側近として行動し艦隊戦においてはミッターマイヤーの前衛として活躍することが多かった。容姿から察するにミッターマイヤーやミュラーよりも若く、グリルパルツァーやクナップシュタインらと世代も階級も同じくしている。

しかし彼らが「将来の帝国の双璧」と嘱望されるのに対し、バイエルラインは「優秀な副将」の域を超えておらず実力では両名にはやや及ばなかった。

また第2次ランテマリオ会戦ではロイエンタール率いる艦隊と戦うことになったが、圧倒言う間にその術中にはまってしまい包囲殲滅されることになってしまった。このように帝国軍トップクラスの提督と比べるとその実力はかなり見劣りしていた。

ミッターマイヤーとの関係

司令官であるミッターマイヤーを深く尊敬しており、作中における言動からもそういったふしは数多く見受けられる。しかしミッターマイヤーのそばにいる時間が長いぶん、無用の叱責を受けることも何度かあった。

特に「ロイエンタール反逆」の報を伝えた時は旧来からの親友だったミッターマイヤーはこれを信じようとせず、むしろ事実を報告したバイエルラインを「嘘つき呼ばわり」して激怒していた。

人物ステータス

バイエルライン 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 6点。勇猛をもってなるミッターマイヤー艦隊の一員である。白兵戦もそれなりにこなしただろう。

  • ● 統率力
  • 7点。原作では「司令官としてはアッテンボローと互角」と記されている。ただしアッテンボローのほうが相手の策略に乗せられにくい司令官だった。

  • ● 人望
  • 7点。上官であるミッターマイヤーと同様に誠実で清廉な人格の持ち主だった。

  • ● 決断力
  • 6点。戦場では即断の人だった。しかし熟考できる人間でも無かったので、しばしば相手の罠に陥ることがあった。

  • ● 分析力
  • 5点。グリルパルツァーが智将であったのに対し、クナップシュタインやバイエルラインは勇将だった。知略を駆使して戦術を組み立てているシーンは一度も無かった。

  • ● 権謀術数
  • 3点。誠実な人間で年齢も若かった。相手を欺いたりその心理を利用するような術は身に付けていない。

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