スパルタニアン

同盟軍の単座式戦闘艇。艦隊同士の近接戦闘において頻繁に使用されており、狭い空間においては制空権を握るために決定的な役割を果たすこともある。帝国軍の単座式戦闘艇であるワルキューレと比べると機動性で劣る分、火力で勝っておりそのため敵の巡航艦や駆逐艦を撃破するシーンが度々ある。

また機動性で劣っているとはいえその差はわずかなため、ワルキューレとスパルタニアンの勝負では操縦しているパイロットの能力が決定的な要因となる。アニメ版ではワルキューレが美しく優雅な機体をしているのに対し、スパルタニアンはおもちゃのような姿でお世辞にもかっこ良いとは言えない。

スパルタニアンで奮闘したパイロットたち

  • イワン・コーネフ
  • 「クラブのエース」の称号を持つ名パイロット。出撃するたびにヒューズ、シェイクリ、ポプランとともに撃墜数を競っていた。

  • ウォーレン・ヒューズ
  • 「スペードのエース」の称号を持っている。コーネフたちとともに同盟最高のパイロットだったが、アムリッツァ前哨戦でケンプ艦隊との戦闘中に敵の艦砲射撃を受けて戦死した。

  • サレ・アジズ・シェイクリ
  • 「ダイヤのエース」の称号を持っている。撃墜王の一人だったが、ヒューズとともにケンプ艦隊との戦いで戦死した。

  • オリビエ・ポプラン
  • 「ハートのエース」の称号を持つ撃墜王。他の三人の撃墜王との競争では毎回負けていたが、結果として最後まで生き残り同盟軍史上トップ10に入る撃墜数を記録した。

  • カーテローゼ・フォン・クロイツェル
  • シェーンコップの娘。ポプランから「第二のオリビエ・ポプランは無理でも、第二のイワン・コーネフになれる可能性がある」と言われたほどの逸材。

  • ユリアン・ミンツ
  • ポプランから空戦の技術を叩きこまれた。パイロットとしての経験は浅かったものの、初陣で巡航艦を撃破するという離れ業をやってのけた。

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