歴史上の人物でケーフェンヒラーの話しの中でのみ登場する人物(厳密に言えばケーフェンヒラーとの会話をもとにヤンが推測した話しの中)。帝国貴族の生まれだったが、父親の影響もあり若くして共和主義思想に染まるようになる。帝国内で共和主義者による反スパイ網を結成した後に単身で同盟へ亡命。
その後ブルース・アッシュビーと出会い、かつてのスパイ網を通じて入手した軍事機密をアッシュビーに教えて彼の軍事的成功に貢献することになる。
帝国での地下活動
父親は内務省社会秩序維持局で勤務しており、共和主義主義者の摘発に従事していた。父親はこの仕事にとても熱心で、摘発した思想犯から没収した共和主義に関する書物を自宅に持ち帰って研究していた。
父親の研究目的は思想犯を理解することでより効率的に摘発することにあったが、大量に積まれた発禁書に興味を持った息子ジークマイスターは父親が不在の時を見計らって書物を手にしては熟読していた。
最初は父親への反発や興味本位から書物を手にしたジークマイスターだったが次第に共和主義思想に感化され、やがて帝国軍内部で共和主義思想者による反スパイ網を完成させることに成功した。
人物ステータス
- ● 白兵戦
- ● 統率力
- ● 人望
- ● 決断力
- ● 分析力
- ● 権謀術数
5点。戦闘力を推測できる描写は皆無だが、士官学校を卒業していることを考えると基本的な体術は教わっているはず。
8点。憲兵隊や内務省社会秩序維持局の活動が健全だった時代に反スパイ網を完成させ摘発から逃れ続けていた。革命家としての指導力は高く評価できる。
6点。卓越した演説力と指導力で同志たちの指示を集め、ミヒャールゼンと同様に反スパイ網のリーダーを任されていた。
7点。スパイ活動や同盟への亡命など勇気のいる決断を数多くしている。
6点。青年時代のアッシュビーを見てその才能を確信し自らの夢を彼に託した。結果として上手くはいかなかったが、ジークマイスターが見込んだアッシュビーの軍事的才能は確かだった。
8点。憲兵隊の捜索を幾度もかいくぐって反帝国の活動を続けていた。