アデナウアー

ラインハルトが航海長として赴任した駆逐艦ハーメルンIIの艦長。門閥貴族の一員で男爵家の当主。しかし若い頃には民間船の船長をしており軍隊には途中入隊したため、年齢の割に軍における階級は高くなかった(この時、少佐)。民間船の船長を務めていた時代に色々な人と出会い、様々な経験を積んでいたため貴族としての特権意識は持っていない。
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ベンドリング少佐

外伝『奪還者』に登場する人物。極秘任務として亡命したヘルクスハイマーの追跡・捕縛を命じられたラインハルトの監察官として同行することになった。冗談や軽口を叩く性格で初対面のラインハルト(この時、中佐)に対しても馴れ馴れしく話しかけたが、他人嫌いのラインハルトが厳しい口調で対応したためかしこまっていた。
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ブルーノ・フォン・クナップシュタイン

ローエングラム王朝における主要提督の一人でグリルパルツァーとともに将来「帝国の双璧」となることを期待されていた。グリルパルツァーが智将であったのに対し、クナップシュタインは勇将だった。実際に「帝国の双璧」と呼ばれた二人と比べると、グリルパルツァーがロイエンタール型の提督で、クナップシュタインはミッターマイヤー型の提督に近かった。
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ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン

ローエングラム王朝の提督の一人で最終的な階級は大将。もともとはキルヒアイスの参謀として仕えており、キルヒアイスの死後はロイエンタールの幕僚となった。帝国軍の主要提督以外では圧倒的にキャラの濃い人物で登場回数ではバイエルラインやクナップシュタインらと変わらないが、印象の度合いはかなり強い人物だった。
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ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム

ゴールデンバウム王朝初代皇帝。作中における帝国の人間(特に帝国貴族)はルドルフ大帝と呼んでいる。それに対し銀河帝国を打倒しようとしている自由惑星同盟の人間はルドルフ、もしくはルドルフ・フォン・ゴールデンバウムと敬称を付けずに呼んでいる。
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カール・グスタフ・ケンプ

ラインハルトが元帥府を創設した際に旗下に加えた提督の一人。ローエングラム体制成立直後においてはキルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタールに次ぐ地位を持った人物だった(階級は中将)。もともとはパイロットで撃墜王として有名を馳せた人物で、司令官としてもその公正な人柄から部下からの人望が厚かった。
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カール・エドワルド・バイエルライン

ミッターマイヤー艦隊の幕僚の中で最も際立った人物であり、平時はミッタマイヤーの側近として行動し艦隊戦においてはミッターマイヤーの前衛として活躍することが多かった。容姿から察するにミッターマイヤーやミュラーよりも若く、グリルパルツァーやクナップシュタインらと世代も階級も同じくしている。
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アルフレット・グリルパルツァー

ローエングラム王朝の提督の一人でクナップシュタインと並んで将来「帝国の双璧」となることを見込まれていた。クナップシュタインが生粋の軍人であったのに対し、グリルパルツァーは学問にも秀でており中でも地理学者としての業績によって帝国地理博物協会への入会を果たした。このため探検家提督の異名を獲得している。
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ミヒャエル・ジギスムント・フォン・カイザーリング

外伝『汚名』に登場した人物で作中では退役少将。アルレスハイム星域の会戦では中将として同盟軍に奇襲の任務を任されていた。しかしカイザーリング艦隊は司令官の指示を待たずして暴発。これにより同盟軍に自らの位置を吐露することとなってしまい、その後猛烈な反撃を受けたカイザーリング艦隊は六割の戦死者を出して敗走した。
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フリードリヒ4世

ゴールデンバウム王朝第36代皇帝。ゴールデンバウム王朝末期の皇帝であり、彼の死後皇帝に即位したエルウィン・ヨーゼフ2世は幼帝で、かつラインハルトの傀儡に過ぎなかったことを考えると(その次のカザリン・ケートヘン1世も含めて)ゴールデンバウム王朝における事実上最後の皇帝であった。
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