同盟軍、帝国軍両方に存在する未来文明によって開発された特殊効果付きのベッド。一時間の睡眠で八時間分の睡眠効果が得られるようになっており、短時間で人員の交代を行わなければならない戦時において非常に重要な役割を果たしている。
タンク・ベッドの性能
作中でタンク・ベッドが使用されるシーンは戦時に限られている。しかも戦闘中であっても必ず使用されるとは限らず、タンク・ベッドを使用せずに睡眠を取る様子も何度か見受けられた。このことからタンク・ベッドの性能には限界があり、通常の睡眠の八倍の効果が得られるわけではない可能性が高い。
さらに民間での使用が皆無である様子を見る限り、何らかのデメリットがある可能性もある。
オプション機能
通常タンクベッドは早急な疲労回復を目的として使用されるが、実際にはそれ以外にもいくつか用途があるらしい。作中で明らかになったのは「冷凍睡眠モード」と呼ばれるもので、ヤン・ウェンリー暗殺のために艦隊にやって来たバグダッシュに行動させないためにシェーンコップがこのモードを使用した。
「冷凍睡眠モード」では外から設定を解除しない限り、中に入っている人は目を覚まさない仕組みになっている。
使用者の感想
タンクベッドはあくまでも疲労を取ることに重点を置いているため、睡眠を満喫した気にはなれないらしい。物語の始めに登場する下級兵士の発言によると「夢を見られない」のが欠点らしい。