イザーク・フェルナンド・フォン・トゥルナイゼン

ローエングラム陣営における提督の一人。幼年学校でラインハルトやキルヒアイスと同期だった。リップシュタット戦役で同級生の多くが貴族連合軍に参加する中でトゥルナイゼンは迷わずラインハルトの陣営に駆けつけた。ラインハルトと同い年であるため、ローエングラム王朝の提督の中では年少者の部類に入っていたがその昇進速度は速く、クナップシュタインやバイエルラインたちと同列だった。

上昇志向が強くラグナロック作戦中に行われた新年パーティーではゾンバルトとの会話において戦乱の世が終わることを危惧していた。そのため功績を立てることに躍起になっていたが、ゾンバルト同様に言葉が先行し実力が伴わない人物だったためその後の活躍は乏しかった。

トゥルナイゼンのような人物が中将の階級にあるのを見るにつき、ローエングラム王朝において大将以下の人材の乏しさを露呈している。

人物ステータス

トゥルナイゼン 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 6点。幼年学校では成績優秀者の一人だった。キルヒアイスやラインハルトほどでないにせよ、戦闘訓練でもそれなりの成績を修めていただろう。

  • ● 統率力
  • 6点。その目立つ言動から若手将校たちの中心的存在だった。

  • ● 人望
  • 5点。オーベルシュタインやヒルダからはその能力や人柄を疑問視されていた。ラインハルトも次第にトゥルナイゼンを冷遇するようになっていった。

  • ● 決断力
  • 6点。多くの旧友が貴族連合の側につく中で迷わずラインハルトを選んだことは彼の人生において最良の選択だったに違いない。

  • ● 分析力
  • 6点。幼年学校の時からラインハルトの能力を見抜き尊敬していた。幼年学校の同級生の大半はラインハルトを嫌っていたことを考えると、トゥルナイゼンが偏見や噂によって人を判断しない姿勢がうかがえる。しかし作中におけるトゥルナイゼンの言動を見る限り、ラインハルトの本質を見抜いているとは思えず、むしろのその優雅な見た目や言動に目を奪われているだけだった可能性が高い。

  • ● 権謀術数
  • 4点。ラインハルトのような人物に憧れていることを考えると謀略は好まない性格ではないか。

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