チュン・ウー・チェン

もとは士官学校の教授を務めていたが、その後宇宙艦隊の副参謀長に転任した。帝国がラグナロック作戦を発動しフェザーン回廊から同盟領の侵攻した際は軍部が混乱状態に陥り、総参謀長のオスマン中将が過労で倒れたことにより急遽チュン・ウー・チェンが参謀長に昇進することになる。

その温和な風貌は軍人には見えず周りからは「パン屋の二代目」と呼ばれていた。実際OVA版ではパンを片手に登場し温め直したパンの美味しさについて語っていた。

しかし軍人としての能力は確かなもので特に大局的な戦略眼に優れていた。ランテマリオ星域会戦に先立ちヤン艦隊に行動の自由を与えその艦隊と知略を戦局全体に活かすよう提案したり、第二次ラグナロック作戦で帝国が再侵攻した際はフィッシャーたちに残存艦隊5,560隻を与えヤンたちに合流するように命令した。

作中において直接ヤンと対面する機会は無かったが、彼の献策や指令によってヤン艦隊にもたらされた援助は非常に大きかった。

ヤンに対する洞察

上記の通り作中でヤンと会った事は無かったが、彼のことをよく理解していた。特にヤンが「民主主義における軍隊の建前」すなわち「民主主義政体における軍隊とは国民を守るために存在する」という事を実行している点を高く評価していた。

これはヤンが日頃から強く意識していることであり、かつ他人からあまり理解されていない部分でもあった。

人物評

司令官としての艦隊運用がどれほどかは不明だが、参謀として戦局全体を見渡す能力は抜群だった。特にランテマリオ星域会戦を前にしてヤン艦隊に行動の自由を与えたのは見事で、かつ直接イゼルローンを放棄するように言わなくても「行動の自由を保証」しさえすればヤンがイゼルローンを放棄することまで理解していた。

彼の総参謀長就任がもう少し早ければ同盟の崩壊は免れていたかもしれない。

人物ステータス

チュン・ウー・チェン 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 4点。参謀肌の人物で長い間、前線には出ておらず士官学校で教授を務めていた。白兵戦の経験は乏しいだろう。

  • ● 統率力
  • 6点。登場した後は作戦立案には貢献したが、艦隊戦ではその運用と統率はビュコックに任せていた。自分の役割はあくまでも参謀として作戦の立案であって、艦隊の指揮ではないことを理解していたのだろう。ただし冷静で知的な態度は部下を統率するのに充分だと思われる。

  • ● 人望
  • 7点。会ってから間もないビュコックだったが、チュン・ウー・チェンに全幅の信頼を置くようになった。彼の人格だ如何に優れていたかが分かる。

  • ● 決断力
  • 7点。ただでさえ少ない戦力をわざわざ友軍(厳密には友軍ではないが)に送るなどなかなか出来ることではない。自分の身の安全よりも正しいと思ったことを優先出来る決断力と実行力は高く評価できる。

  • ● 分析力
  • 9点。戦局を正しく把握する能力や人を見る目がずば抜けて優れている。彼が行った策はどれも功を奏しており参謀として如何に分析力に優れていたかを如実に物語っている。

  • ● 権謀術数
  • 6点。作中で策謀を弄することは無かったが、優れた分析力を持っておりかつヤン以上の参謀気質な人間だったことを考えるとそれなりの権謀術数があったのではないか。

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