ローエングラム王朝における提督の一人。ラインハルトの生前は上級大将の地位にあったがその死後、摂政となったヒルデガルド・フォン・マリーンドルフによって獅子の泉の七元帥の一人として任命された。非常に寡黙な人物で部下に対する命令は全て身振り手振りによって行っている。その寡黙ぶりから「沈黙提督」と名付けられている。
アイゼナッハの無口ぶりは徹底しており主君であるラインハルトに対してすら「御意(ヤー)」と「否(ナイン)」の二通りの言葉しか発していない。そのため彼の肉声を聞いたことのある人物は非常に少なく、三次元チェスをしていたアイゼナッハが「チェックメイト」と発言しただけでその傍らで話しをしていた他の上級大将たちは驚愕していた。
中でもビッテンフェルトはたいそうな驚きようで「あいつ口がたのか!」と驚きの声を上げていた。
ちなみに提督たちの中で唯一彼の肉声を聞いたことがあるのはミッターマイヤーだけで、そのためアイゼナッハがチェックメイト発言をした際、その場にいた中で唯一驚かなかった人物となった。
主な功績
前線での華々しい活躍は少なく重に後方攪乱や陽動作戦を担当することが多かった。しかしその堅実な作戦遂行能力はラインハルトやオーベルシュタインから高く評価されており、他の提督たちからの信頼も厚かった。
人物評
彼自身に対する具体的な評価は存在しないが、若くして上級大将にまで上り詰め最終的には帝国元帥となったことを考えると司令官としての能力を高く評価されていたようだ。
人物ステータス
- ● 白兵戦
- ● 統率力
- ● 人望
- ● 決断力
- ● 分析力
- ● 権謀術数
6点。アニメ版を見る限り比較的大柄な体格をしておりそれなりに白兵戦も戦えそうな雰囲気がある。しかし白兵戦の機会が無かったので真相のほどは分からない。
8点。後方支援や陽動作戦、側面攻撃など戦局や戦況に応じて様々な用兵を完璧にこなしている。
7点。煙たがられている様子こそ無いが、如何せん無口なため部下からは必要以上に恐れられている。
7点。状況に応じて必要な時、必要な場面で決断を下すことが出来る。基本的には堅実な艦隊運用をすることが多いが、必要に応じて奇抜なアイディアを用いることもあった。
7点。戦場においてもビッテンフェルトのような目立った攻撃を展開することは無かったが、正確に敵の陣形を見極めて戦力を削ることに長けていた。
6点。大がかりな艦隊戦よりも側面的な作戦遂行能力に長けていた分、他の提督たちと比べると比較的、策謀を巡らせるようなことにも向いているのではないか。少なくとも三次元チェスでは作中で一勝している。