薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の一員で、カスパー・リンツの後を受けて第15代連隊長(代理)となった。これはカスパー・リンツがバーミリオン会戦後に「動くシャーウッドの森」のメンバーとなり、公式記録上は戦死したことを受けて就任したものだった。しかしバーラトの和約締結によって同盟軍は事実上解体させられていたため、ブルームハルトの連隊長としての仕事は皆無だった。
幼い頃、憲兵隊によって祖父が共和主義者の疑いをかけられ逮捕、殺害された。これに危機を感じたブルームハルトの一家は同盟に亡命することになったのだが、ブルームハルト曰く「祖父はただの不平屋」に過ぎなかったらしく、憲兵隊の捜査が如何にいい加減なものなのかを物語っていた。
最期
イゼルローン回廊戦の際、和平交渉を行いに帝国軍に赴いたヤン・ウェンリーの護衛を担当することになる。この時選ばれた護衛メンバーは「ヤンが三次元チェスで勝てる人物」だったらしく、事実アニメ版では敗北していた。その後、地球教徒の襲撃にあったヤンを助けるためにパトリチェフとともに応戦したが銃撃を受けて絶命した。
人物ステータス
- ● 白兵戦
- ● 統率力
- ● 人望
- ● 決断力
- ● 分析力
- ● 権謀術数
8点。薔薇の騎士(ローゼンリッター)で連隊長を務めるほどの人物。白兵戦の達人であったことは疑いないが、シェーンコップやリンツと比べるとやや劣るのではないか。
5点。連隊長となったものの年齢が若く、同盟の情勢もあって自ら連隊を率いる場面は皆無だった。
8点。若いぶん純粋な心の持ち主で女性に対する姿勢も真摯だった。そういった人柄をシェーンコップは気に入っていたようだ。
6点。率直な性格のため決断するまでは早い。しかし若さゆえリューネブルクに飛びかかろうとするなど向こう見ずな部分がある。
5点。歴代の連隊長と比べると知略面では劣る。またヤンに三次元チェスで負けることを考えると、頭を使う事にはよほど自信がないようにみえる。
2点。若くして誠実なブルームハルトが権謀術数に長けている可能性はまずないだろう。