ユリアン・ミンツ

幼いころに軍人だった親が戦死し戦争孤児となったため、同盟の法律によってヤン・ウェンリーのもとで養われることになる。真面目で優秀な人物で特に私生活でだらしのないヤンを逆にお世話していた。

軍人として天才的な才能を持つヤンへの憧れと父が軍人だった事から自らも軍隊に入ろうとしていた。軍隊を嫌うヤンは幾度となくユリアンに違う道へ行くよう説得したが、ユリアンの意思は揺るがなかった。

ヤンの死後は軍事的な後継者となりイゼルローンに駐留する艦隊を率いた。自らはヤンの軍事的知略には及ぶべくもないと謙遜したが、その戦略眼はヤン譲りで歴戦の名将であるワーレンの艦隊を打ち破るなど非凡な才能を見せつけた。

また文筆家としての一面もあり激動の時代を生きたものとしてその記録の編纂に当たっていた。最もこれは生前のヤンが退役後に最もやりたがっていた事でユリアンはその意思を継いだとも言える。

主な功績

シヴァ星域の会戦で自ら敵艦ブリュンヒルトに乗り込み、ラインハルトのもとまで辿り着いて帝国との間に和平条約を締結させることに成功した。これによって惑星ハイネセンを含むバーラト星系での自治権を帝国に認めさせ、長きに渡った帝国と同盟との戦乱に終止符を打った。

これは単なる大戦の終結ではなく、全銀河が専制君主制の支配下になることを防いだという意味でも大きな業績だと言える。

人物評

文武の両方に優れた人物。前述の通り参謀や司令官として高い能力を見せる一方、シェーンコップに言わせると射撃や白兵戦の腕も一流らしい。実際ラインハルトの旗艦ブリュンヒルトに乗り込んだ際は自ら陣頭に立ち、最終的には単身でラインハルトのいる部屋にたどり着いた。

ラインハルトや他の帝国軍の提督たちもユリアンの将才は評価しており「ヤンの後継者」としてその任に堪える人物だとされた。

しかし一方でボリス・コーネフからは「謀反気に欠ける」と言われ、地球から資料として持ち帰ったディスクを自分自身では解析しようとせず真っ先にヤンに見せようとした行動を批判されている。ただしこれはユリアンもある程度自覚している欠点で、ヤンの死後イゼルローン艦隊を任される身となってからはそういった自立心に欠けるような部分は無くなっている。

人物ステータス

ユリアン・ミンツ 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 8点。保護者のヤンとは違い、知略だけでなく白兵戦においても優秀だった。暗殺にあったヤンを救出する際やブリュンヒルトに乗り込んだ際も見事な戦闘力を披露していた。しかしシェーンコップからは「白兵戦においては自分に及ばない」と言われている。

  • ● 統率力
  • 8点。ヤン・ウェンリーという精神的支柱を失った同盟を支えた。出口の見えない帝国との戦いにも粘り強く応じ、ラインハルトの病気という思わぬ幸いがあったとは言え、結果として和平を成立させた功績は大きい。

  • ● 人望
  • 9点。温和な性格と謙虚な姿勢から多くの人から好かれた。当初は彼のことを嫌っていたカリンも次第にその人柄に触れるにしたがって好意を持つようになっていった。

  • ● 決断力
  • 7点。どちらかと言えば英断型の人間ではない。むしろ下手に頭が良い分、色々と考えてしまい悩むタイプ。ただし作中でユリアンが下した決断はことごとく功を奏しており、悩んだあげく最終的には正しいほうを選択出来る人間のようだ。

  • ● 分析力
  • 9点。抜群。幼い頃からヤンのそばにいるだけあって優れた分析力を身に付けている。ヤンの死後や留守中もユリアンの分析力は同盟軍に大きく貢献していた。

  • ● 権謀術数
  • 6点。具体的に何か策謀を巡らせた事は無かったが、ユリアンの分析力を考えればそれなりの権謀術数を備えていたと考えるべきだろう。

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