同盟軍史上最も尊敬される元帥の一人でリン・パオとともにダゴン星域会戦において同盟に大勝利をもたらした人物である。リン・パオと同様毒舌家としても有名で軍内部からはあまり評判が良くなかった。リン・パオが大の女好きであったのに対し、ユースフ・トパロウルは女嫌いであったが生涯でただ一人付き合った女性がいた。
軍の通信を利用して戦場からたびたびラブレターを送っていたのだが、恋愛慣れしていないユースフ・トパロウルの文面は悲惨なもので同じく恋愛下手なヤンですら呆れるほどだった。
ダゴン星域会戦では参謀長としてリン・パオとともに戦い、その緻密な戦術構築は機械のようだと賞賛された。
人物評
リン・パオがブルース・アッシュビー型の軍人だとすれば、ユースフ・トパロウルはヤン・ウェンリー型の軍人だったと言えるだろう。正反対の性格(どちらも毒舌家という意味では似ていたが)を持つ両者が艦隊を率いることによって、バランスのとれた艦隊運用を行えたことがダゴン星域会戦における勝利の一因となった。
人物ステータス
- ● 白兵戦
- ● 統率力
- ● 人望
- ● 決断力
- ● 分析力
- ● 権謀術数
5点。本人の戦闘描写がないためイメージに頼るしかないが、大食漢だったリン・パオと違い参謀だったユースフ・トパロウルは肉体的にはあまり強くなかったのでないか。
7点。司令官として実際に軍を率いたのはリン・パオだったが、ユースフ・トパロウルも参謀として彼を補佐し戦闘の勝利に大きく貢献した。
3点。リン・パオと同じく同僚からは嫌われいていた。しかも彼自身女嫌いだったため、女性人気も高くなかった。
8点。仲の悪いリン・パオの下で戦うのは辛い決断だっただろう。最もそれはユースフ・トパロウルの下で戦った部下にも言えることだろうが。
9点。「呼吸する戦術コンピュータ」との異名を持つほどの人物で、参謀としていかに彼が優れていたかを表現している。
6点。分析力の富んだ参謀だったことを考えると権謀術数にもそれなりに長けていたのではないか。