自由惑星同盟

政治犯の子孫としてアルタイル第七惑星で強制労働に従事させられていたアーレ・ハイネセンによって(正確にはその意思を受け就いだグエン・キム・ホアだが)行われた一万光年の長征の末に建国された共和主義国家。

宇宙暦527年に建国され、ラインハルトの第二次ラグナロック作戦(宇宙歴800年)によって滅亡するまで300年近く存続した。

建国までの詳しい経緯

ドライアイスで作った宇宙船を利用してアルタイル星系を脱出したのを機に未だ人類が生息していない未踏の宙域を探す旅が始まった。航路図の無い旅は熾烈を極め、その途上で指導者のハイネセンを失うという悲劇にも見舞われたが、彼の意思を引き継いでリーダーとなったグエン・キム・ホアのもとついにバーラト星系へ到達した。

入植後すぐに共和政体の政府が樹立され、これが自由惑星同盟の始まりとなった。

政治体制

バーラト星系を中心にした連邦国家であり、中央政府は首都星ハイネセンに置かれている。ハイネセン以外の惑星にも警備隊は配置されているものの、全ての警備隊並びに軍用艦隊は中央の軍部(ひいては政府)によって管理されていた。

全ての惑星が平等であるはずの自由惑星同盟であったが、こうした事情から実際は首都星ハイネセンが政治や軍事において圧倒的なパワーを持っていた。

滅亡の原因

直接的な原因としては帝国側に戦争の天才ローエングラム公ラインハルトが出現したが挙げられる。しかし同盟にはラインハルトに匹敵する戦争の天才であるヤン・ウェンリーを擁しており、人材という意味ではラインハルトに対抗し得る条件は揃っていた。

そのため滅亡の原因を外部要因にのみ求めることは難しい。一方、内部要因としては以下の事が考えられる。

  1. 帝国領侵攻作戦によって受けた膨大な損失
  2. 戦火の長期化、拡大化に伴う経済機構の停滞
  3. 民衆の政治に対する意識の低下(引いて言えばこれがトリューニヒト政権の誕生を助長した)
  4. ヤン・ウェンリーに対する過剰な期待

こうした要因が重なり合って同盟を滅亡に導いたと言える。

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