アルテミスの首飾り

同盟首都ハイネセンの衛星軌道上に設置されいている無人防衛システム。惑星を囲むようにして12個の人工衛星が点在しており、接近する敵艦に対して自動的に攻撃を加える。原作ではその性能を発揮する機会が無かったが、アニメ版ではカストロプ動乱の際にマクシミリアンがフェザーンに多額の資金を投じて自分の惑星上に同じものを作らせた。
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地球統一政府

銀河英雄伝説の歴史の中に出てくる政府で人類が宇宙航行種族となる前に誕生させた政府(西暦2129年)。名前の通り地球全体を統一した政府であり、首都はオーストラリアのブリスベーンに置かれた。
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アルフレット・グリルパルツァー

ローエングラム王朝の提督の一人でクナップシュタインと並んで将来「帝国の双璧」となることを見込まれていた。クナップシュタインが生粋の軍人であったのに対し、グリルパルツァーは学問にも秀でており中でも地理学者としての業績によって帝国地理博物協会への入会を果たした。このため探検家提督の異名を獲得している。
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ミヒャエル・ジギスムント・フォン・カイザーリング

外伝『汚名』に登場した人物で作中では退役少将。アルレスハイム星域の会戦では中将として同盟軍に奇襲の任務を任されていた。しかしカイザーリング艦隊は司令官の指示を待たずして暴発。これにより同盟軍に自らの位置を吐露することとなってしまい、その後猛烈な反撃を受けたカイザーリング艦隊は六割の戦死者を出して敗走した。
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薔薇の騎士(ローゼンリッター)

同盟軍の連隊の名称で構成員は全員帝国からの亡命者で結成されている。もともとは政治宣伝のために組織された集団だが、なぜか地上戦に長けた屈強な兵士が多く陸戦においては同盟最強の部隊と言われており「ローゼンリッター連隊の戦力は一個師団に相当する」と評されていた。
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イゼルローン要塞

帝国と同盟を結ぶイゼルローン回廊に設置された人工の天体で作中開始時点では帝国軍の要塞だった。直径はわずか60kmでこれは地球の200分の1、衛星である月と比べても60分の1ていどの大きさしかない。しかし航行可能な範囲が極めて狭いイゼルローン回廊ではこのていどの大きさの要塞でも充分であり、事実帝国がイゼルローン要塞を建設して以来数十年にわたって同盟軍はイゼルローン回廊より先には侵攻できなかった。
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サイオキシン麻薬

作中において宇宙全体で流行っている麻薬の名称。大麻のような自然栽培される類の麻薬ではなく、化学合成によって人工的に作られる麻薬である。サイオキシン麻薬を服用することで一時的に強烈な快楽を得られるが、一般的な麻薬と同様に副作用として強い幻覚症状に襲われる。
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フリードリヒ4世

ゴールデンバウム王朝第36代皇帝。ゴールデンバウム王朝末期の皇帝であり、彼の死後皇帝に即位したエルウィン・ヨーゼフ2世は幼帝で、かつラインハルトの傀儡に過ぎなかったことを考えると(その次のカザリン・ケートヘン1世も含めて)ゴールデンバウム王朝における事実上最後の皇帝であった。
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ランテマリオ星域会戦

帝国のラグナロック作戦発動後に最初に行われた本格的な戦い。フェザーン回廊を通過して同盟領へと侵攻する帝国軍に対し同盟はランテマリオ星域を最初の戦場に選んだ。
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ラグナロック作戦

皇帝エルウィン・ヨーゼフ2世が誘拐され、同盟がその犯人であるレムシャイド伯らの亡命を許したことに端を欲した軍事作戦。最も皇帝の誘拐に関してラインハルトは事前に情報を得ていたが、同盟との開戦の糸口を作るためにあえてこれを阻止しなかった。
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