ブルース・アッシュビー

同盟軍史上最も勇名を馳せた提督。その巧みな艦隊運用と戦術によって数々の戦場で帝国軍を撃破し、その中でも第2次ティアマト会戦では自軍に倍する帝国軍(艦艇56,000隻)に完勝。この際に帝国軍は莫大な兵力と多くの優秀な将校を失い、損失を補うためにその後10年の歳月が必要になったと言われている。
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ヨブ・トリューニヒト

自由惑星同盟の政治家。均整の取れた端正な顔立ちと巧みなメディア操作によって民主主義体制下の同盟にあって実質的な独裁体制の実現に成功した。当初ヤンやビュコックからは人気取りが上手いだけの政治家だと思われていたが、その実権謀術数に長けた人物で幾度となく訪れた政治生命の危機を逆用し自らの地位を強化する事に成功した。
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アレクサンドル・ビュコック

自由惑星同盟の提督の一人で同盟軍首脳部における数少ないヤンの理解者でもあった。士官学校を出ておらず二等兵から軍歴を重ね大将まで昇進した人物で、第二次ティアマト会戦では同盟軍史上最高の名将と謳われたブルース・アッシュビー提督のもと砲術下士官として参戦している。
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ワルター・フォン・シェーンコップ

同盟軍の士官で最終的な階級は中将。帝国からの亡命者で結成される薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊にの第13代連隊長でもある。白兵戦の達人で同盟軍では随一の腕前を誇る。帝国軍でもジークフリード・キルヒアイスやオスカー・フォン・ロイエンタールら屈指の白兵戦巧者を相手に互角に戦っていた。
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オリビエ・ポプラン

同盟軍の戦闘艇「スパルタニアン」のパイロット。空戦においては天才的な技量を持ち、同僚のイワン・コーネフとは出撃の度に撃墜数を競っている。普段は極度のナンパ好きで毎晩のように女性を口説いては一夜をともにしている。
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アレックス・キャゼルヌ

同盟軍の士官で主に物資の補給や事務処理を行う後方担当だった。ヤンやアッテンボローとは士官学校時代からの知り合いで(キャゼルヌは生徒としてではなく職員として在籍していた)、軍隊内でも私生活でも頻繁に顔を合わせている。
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ユリアン・ミンツ

幼いころに軍人だった親が戦死し戦争孤児となったため、同盟の法律によってヤン・ウェンリーのもとで養われることになる。真面目で優秀な人物で特に私生活でだらしのないヤンを逆にお世話していた。
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ダスティ・アッテンボロー

ヤン艦隊の司令官であり公私ともにヤン・ウェンリーと付き合いの深い人物である。普段の言動はオリビエ・ポプラン同様、かなり自由奔放でムライのような真面目な年配者からは素行に対して度々喝を入れられている(厳密に言うと近くで咳をされているだけだが)。
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オスカー・フォン・ロイエンタール

ラインハルトが旧姓のミューゼルを名乗っている頃からの部下でローエングラム王朝成立の際は元帥に昇進し、それと同時に統帥本部総長に任命される。親友としてともにラインハルトの指揮下にいたミッターマイヤーも同時期に元帥となり、宇宙艦隊司令長官に任命された。ロイエンタールとミッターマイヤーは「帝国軍の双璧」と呼ばれローエングラム王朝の並居る提督たちの中でも一際重要視される存在だった。
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アウグスト・ザムエル・ワーレン

ローエングラム王朝の提督の一人。ラインハルトの死後は「獅子の泉の七元帥」に任命された。ラインハルトが元帥府を創設した際は中将として暑提督の列に加わり、その後武勲を重ねローエングラム王朝が成立する際には上級大将にまで上り詰めた。
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