レオポルド・シューマッハ

ゴールデンバウム王朝の軍人でフレーゲル男爵の側近。そのためリップシュタット戦役では貴族連合軍の一員として参加した。平民出身であるにも関わらず30代で大佐。しかも軍歴の大半が後方勤務という武勲の立てづらい環境にあっての出世だった。

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ギュンター・キスリング

ローエングラム王朝において皇帝ラインハルトの親衛隊長を務める人物。親衛隊の中でも常時ラインハルトのそばにいるのはキスリングただ一人であることから、ラインハルトの彼に対する信頼感とキスリングの戦闘能力の高さがうかがえる。
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730年マフィア

730年マフィアとは同盟軍史上最年少の元帥となった(死後であるが)ブルース・アッシュビー提督のもとで活躍した幕僚たちのことを意味する。彼ら全員がアッシュビーと同じく宇宙暦730年に士官学校を卒業していたためこのような名前が付けられることになった。
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コルネリアス・ルッツ

ローエングラム王朝における主要提督の一人で最終的な階級は元帥。ラインハルトがゴールデンバウム王朝下で宇宙艦隊副司令官(同時に元帥に昇進)として元帥府を創設した時には中将として提督の列に迎えられた。当初はワーレンとともにキルヒアイスの部下として艦隊を運用していたが、キルヒアイスの死後は自ら艦隊司令官として一個艦隊を任されていた。
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イワン・コーネフ

同盟軍のパイロットで「クラブのエース」を持つ撃墜王。イゼルローン要塞に駐留しているヤン艦隊において第2空戦隊戦隊長を務めていた。この時の第1空戦隊戦隊長はオリビエ・ポプランだったが、パイロットとしての腕はポプランに劣らずむしろ普段の会話を聞く限りポプランよりも多くの撃墜数を誇っている様子。
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ロイヤル・サンフォード

同盟の政治家で作中登場時は同盟国家元首と最高評議会議長を務めていた。この時点で同盟における最大権力者であったが決して位人身を極めた人物ではなく、むしろ政治家としての影響力はほとんど持っていなかった(あくまで国家元首にしてはだが)。
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ジョアン・レベロ

同盟の政治家で登場時には財務委員長を務め最高評議会議員の一人でもあった。バーラトの和約締結後は臨時政府の最高責任者に就任した。同盟の末期にあって無能な政治家や汚職まみれの政治家ばかりの同盟政府にあって、数少ない政治家としての能力と良識を持った人物だった。
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コーネリア・ウィンザー

自由惑星同盟の政治家で最高評議会議員の一人。最高評議会議員の中では唯一の女性であるが、自分の意見をはっきり主張する個性の強い人物である。帝国領侵攻作戦の議案が話し合われる一週間前に評議員の一員となり、話し合いの席では作戦案に対して一貫して賛成の姿勢を貫いた。
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ドワイト・グリーンヒル

同盟軍首脳部の一人でフレデリカ・グリーンヒルの父親でもある。本編開始時には統合作戦本部次長兼宇宙艦隊総参謀長で当時、統合作戦本部に所属していた部下のヤン・ウェンリーを高く評価していた。第5次イゼルローン攻略戦では幕僚の一人でしかないヤンの意見を重宝し、小集団で同盟軍全体を翻弄していたラインハルトの艦隊の迎撃作戦の立案を任せた。
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シドニー・シトレ

物語開始当初の同盟軍元帥。色黒の大柄な男でヤンの士官学校時代は校長を務めていた。そのためヤンのことをよく理解しており、ヤンのほうも頭の上がらない人物である。ヤンの軍事的才能に関してはグリーンヒルやビュコックよりも高く評価しており、アスターテ会戦後に第13艦隊を編成してこれをヤンに与え、それまで不可能と言われていたイゼルローン攻略を命じた。
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