ロイエンタールとミッターマイヤーはどちらが優秀か?

帝国軍の双璧と呼ばれるロイエンタールとミッターマイヤー。親友でもあり、ともにローエングラム王朝建国の功臣の二人だが、果たしてどちらのほうが優秀な人物なのかを検討してみた。

軍人として

言うまでもなく彼らの本業は指揮官だ。二人とも軍人としての自分にアイデンティティを持っており、実際数々の戦いで功績を残している。互いに優秀な司令官であることに間違いはないが、戦闘スタイルは少々異なっている。

ミッターマイヤーは主に艦隊運用に優れており、相手の予想を上回る速度で艦隊を展開し強烈な先制攻撃を加える。兵法で言うところの「兵は神速を貴ぶ」を体現している。

一方でロイエンタールは戦略家としての視点に優れている。ラグナロック作戦の陽動戦においてイゼルローンに駐留していたヤン艦隊と対峙した時この能力は大いに発揮された。この時ロイエンタールの副官たちは大兵力を頼みにイゼルローン要塞を強襲することや、逃走していくヤン艦隊を追撃することに躍起になっていたが、ロイエンタールはラグナロック作戦全体における自らの役割をよく理解しており、必要以上の戦闘を避け確実に要塞を占拠することに専念した。

その結果同盟軍最強の名将と対峙したにも関わらず、ほとんどの損害を出さずにイゼルローン要塞を奪還し、ラインハルトの主力艦隊と合流することに成功した。

こうした点をまとめるとミッターマイヤーは戦術面に優れた名将であり、ロイエンタールは戦略眼に優れた名将であると言える。

判断が難しい所だが、個人的には寡兵であればミッターマイヤーに大兵力を指揮するならロイエンタールに軍配があがるのではないかと思う。

政治家として

ミッターマイヤーは自分自身のことを「ただの軍人」だとして、それ以外の分野においては能力が乏しいことを自供していた。それに加え親友であるロイエンタールは自分とは違い、政治能力に関しても優れているという旨の発言をしている。

実際ラインハルトのもとでロイエンタールはノイエラント総督という軍事面だけでなく、政治能力も求められる役職を与えられている。

そのため周囲からの評価としては政治面に関してはロイエンタールのほうに軍配が上がっていたことは間違いないだろう。

ただしミッターマイヤーに政治能力が無かったかどうかは不明で、むしろマリーンドルフ伯は国務宰相である自らの後継者としてミッターマイヤーの名前を挙げていた。この出来事を考えると、ロイエンタールほどでないにせよミッターマイヤーにも一定の政治能力が備わっていた可能性はある。

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