カール・ロベルト・シュタインメッツ

ローエングラム王朝における提督の一人で死後、元帥に昇進した。もともとは第四次ティアマト会戦において(ゴールデンバウム王朝健在期)ラインハルトの旗艦ブリュンヒルトの艦長を務めていた。この際、戦闘中に興奮したラインハルトが艦の操縦を指示したのに対し「旗艦の操縦権は艦長に帰属する」としてこれを諌めていた。

シュタインメッツの発言は正論で、かつその上官に対して勇気ある言動はラインハルトを感心させローエングラム体制確立後の栄達につながった。リップシュタット戦役ではキルヒアイスの部下として追従し、ヴェスターラントの虐殺の際はキルヒアイスに対してラインハルトに不吉な噂が流れていることを知らせた。

イゼルローン回廊での戦いではヤン艦隊の急襲を受け抗戦するも旗艦を破壊され絶命した。

武勇伝

バーラトの和約締結後はガンダルヴァ星域方面司令官となり、ヤンの逮捕を機に混乱の極みに達したハイネセンを鎮静化するために艦隊を率いて急行しようとした。この際、副官から危険が大き過ぎるので自重すべきと諌められた。

しかしこれに対しシュタインメッツは「もし自分が死ねばそれを理由として、ハイネセンごと爆破してしまえば問題は解決する」と言い返した。

この武人らしい愚直な姿勢に感心した部下はそれ以上シュタインメッツを止めようとはしなかった。

人物評

他のローエングラム王朝の提督と比べると活躍の機会が少ないが、気骨のある武人で自らの命を犠牲にしてでも任務を果たそうとする人物だった。ラインハルトの部下になる前から将校として活躍の機会があったロイエンタールやミッターマイヤーとは違い、シュタインメッツは辺境惑星での職務が多く不遇な時代が長かった。

それにも関わらずローエングラム体制において主要な地位に昇り積めたのはシュタインメッツの能力の高さを示している。

人物ステータス

シュタインメッツ 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 7点。有能ではあったが出世する機会に恵まれず長い間、辺境の惑星で軍務に当たっていた。そのぶん陸戦を展開する機会も多かっただろう。

  • ● 統率力
  • 9点。部下に対しての統率力はもちろん。必要とあらば上官に対しても諫言を行っていた。統率力という点では帝国の将校たちのなかでもトップクラスだろう。

  • ● 人望
  • 8点。レンネンカンプと同じく軍人気質の強い人物だが、彼とは違い客観的に物事をみることができる。ヤン・ウェンリーを見た時の両者の反応は似たようなものだったが、その後ヤンに対する感情は二人の間で大きく変化した。

  • ● 決断力
  • 8点。決断のはやさは際立っている。ヤン逮捕のさいの行動も迅速で最期の戦場となったイゼルローン回廊でもラインハルトの艦隊を守るために強引に艦隊の間に割り込んでいた。

  • ● 分析力
  • 6点。軍人気質が強かったため分析力にはそれほど長けていなかった。あれこれ頭で考えるよりも先に行動に移そうとする場面が目立った。

  • ● 権謀術数
  • 3点。気骨のある軍人の常だが権謀術数には長けていなかった。

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