ミヒャエル・ジギスムント・フォン・カイザーリング

外伝『汚名』に登場した人物で作中では退役少将。アルレスハイム星域の会戦では中将として同盟軍に奇襲の任務を任されていた。しかしカイザーリング艦隊は司令官の指示を待たずして暴発。これにより同盟軍に自らの位置を吐露することとなってしまい、その後猛烈な反撃を受けたカイザーリング艦隊は六割の戦死者を出して敗走した。

アルレスハイム星域の会戦後の軍事法廷において「統率力の欠如」を激しく糾弾されたカイザーリングだったがこれに対して一言も反論しなかった。これは「敗軍の将は語らず」との習わしに従ったものと思われていたが、事実は別のところにあった。

帝国軍の名誉を著しく損なったカイザーリングに対しては当初厳しい処罰が下ることが予想されたが、丁度この時に皇帝フリードリヒ4世が病にかかったため少将に降格したうえで退役処分という形で済んだ。

とは言え軍事法廷で一言も話さなかったカイザーリングは名誉を挽回する機会を失い「無能な司令官」との烙印を押されることになってしまった。

沈黙の理由

アルレスハイム星域の会戦における無秩序な乱射の要因はカイザーリングではなく、当時少将のクリストフ・フォン・バーゼルにあった。しかしバーゼルはカイザーリングの愛したヨハンナ・フォン・バーゼルの夫でもあった。この事からカイザーリングは自身の名誉回復よりもヨハンナのことを優先しバーゼルの罪を告発しなかった。

人物ステータス

カイザーリング 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 6点。外伝のクライマックスで間一髪の場面でヨハンナを射殺していた。お互いの距離がそれほど近くなかったことと、カイザーリングの老齢を考えると射撃の腕はなかなかだった。

  • ● 統率力
  • 4点。カイザーリングの責任とは言い切れないものの、艦隊の司令官として部下を統率し得なかったことは事実である。

  • ● 人望
  • 5点。良い人間だった。しかし自身でも語っていたように「良い人間止まり」だったため愛したヨハンナをバーゼルに奪われてしまった。

  • ● 決断力
  • 6点。長いあいだヨハンナの気持ちを考えて行動を起こさなかったが、最後には自分の手で決着をつけていた。

  • ● 分析力
  • 4点。自分の艦隊の下級兵士が麻薬中毒者になっていることに気付いていなかった。厳密には気付いていたようだが対処できていなかった。

  • ● 権謀術数
  • 2点。言ってみれば人生の大半をバーゼルのいいようにされてしまった。

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