クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー

もともとは帝国軍の軍人で、現在は同盟の軍立エコニア捕虜収容所に収容されている捕虜の一人。第二次ティアマト会戦でコーゼル大将の艦隊において情報参謀を務めていたが、この会戦で帝国軍は完敗しコーゼル大将は戦死。ケーフェンヒラーは捕虜になった(この時大佐だった)。

長い間捕虜としてエコニア捕虜収容所にいたため捕虜の間では収容所の主として認識されており、同盟の刑務所長ですら頭が上がらない存在だった。そのため捕虜交換の際に幾度となく帝国へ帰還すること機会があったが本人はこれを断り40年以上もの間、収容所生活を続けていた。

ちなみに銀河英雄伝説の外伝に登場する人物で、本編には一切登場しない人物である。

ケーフェンヒラーの研究

第二次ティアマト会戦の直前、コーゼル大将からミヒャールゼン提督に謀反の疑いがかけられていることを知らされたのを機に同盟の捕虜となった後はそのことに関する研究に没頭していた。

長年の研究の末「ミヒャールゼン提督の暗殺」「ジークマイスターの亡命」そして「ブルース・アッシュビーの軍事的成功」という一見何の関係も無いように思える三つの事柄が実は一本の線で結ばれていることに気付いた。

この情報は参事官としてエコニアに赴任してきたヤンの手に委ねられることになり、最終的には同盟の機密情報として保管されることになった。

人物評

ヤンとの会話から分かることは「非常にもったいぶる人物」だということ。半生をかけて調べあげた帝国と同盟にまたがる巨大な陰謀を中々教えようとはせず、ついには自らは何も語らず死んでしまった。

ケーフェンヒラーの研究成果は彼の資料をもとにヤンが代弁したもので、実際にケーフェンヒラーがどういった推察をしたのかは一切不明だった。

人物ステータス

ケーフェンヒラー 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 5点。貴族の家柄だったため兵役はなく士官学校にも入っていなかった。軍には中途入隊という形で入隊したのだが、昇進の速度が速かったことを考えると白兵戦の機会はそれほどなかったのではないか。ただし昇進の速度を考えると、逆に前線で輝かしい戦果を挙げていた可能性もある。

  • ● 統率力
  • 6点。収容所のボスとして囚人だけでなく刑務官側の人間も一目置いていた。ただし自ら指導力を発揮して囚人を率いるようなことはしなかった。集団でいるのを好まない人物のようだ。

  • ● 人望
  • 7点。ヤンやパトリチェフはその人となりに好感を持っていた。ただし帝国で結婚した妻は一向に離婚してくれないケーフェンヒラーを恨んでいた。

  • ● 決断力
  • 7点。興味を持ったヤンを救い出すために自ら人質となった。身の安全よりも好奇心を優先した決断をできる人物はそう多くない。

  • ● 分析力
  • 8点。収容所にいながら必要な資料を集めて第二次ティアマト会戦時の状況を詳細に分析していた。ケーフェンヒラーが半生をかけて行った歴史研究などはヤンが退役してから最もやりたいことだっただろう。

  • ● 権謀術数
  • 6点。バーナビー・コステアが自らの不正な蓄えを守ろうと企んだ策謀(ヤンのことを内部調査官だと勘違いして自らの不正がばれる前に始末しようとした)を看破していた。

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