フョードル・パトリチェフ

ヤン艦隊の一員で副参謀を務めている(参謀長はムライ)。ただしヤンがもともと参謀肌の人物なため、ムライやパトリチェフが参謀としての仕事をする機会は少なく、パトリチェフ自身は自らの巨体を生かしてヤンの護衛をすることが多かった。

本編ではアッテンボローやシェーンコップの陰に隠れ目立った活躍が無かったが、イゼルローン回廊戦の後にヤンがラインハルトと和平交渉しに赴いた際に護衛として同行することになる。この時ヤンが過大な護衛を付けることを嫌い少人数を厳選して同行させた。一説によるとその選考基準は「ヤンが三次元チェスで勝てる相手」だったらしい。

しかしこの際に地球教徒の襲撃に遭ってしまう。不意を付かれながらもパトリチェフはそばにいたブルームハルトとともに応戦し、ヤンを逃がすことに成功した。この時ヤンを部屋から出すと自分はドアの前で仁王立ちして地球教徒たちを通さず、死後は座して扉の前に立ちふさがって敵の行く手を阻んだ。

しかしこの後ヤンは逃走に失敗し殺害されてしまった。

ヤンとの出会い

ヤンとパトリチェフとの出会いは意外に早く、外伝『螺旋迷宮』に描かれている。この時ヤンはエル・ファシルでの活躍により少佐になった直後で、惑星エコニアの捕虜収容所に派遣された。パトリチェフはこの時大尉でヤンの副官として付き従っていた。

パトリチェフの快活な人柄はヤンにとって親しみやすかったようでお互い直ぐに打ち解け、その後収容所で発生した事件を経て絆は固いものとなった。

人物ステータス

パトリチェフ 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 8点。戦闘能力は非常に高い。同盟軍最強と呼ばれたローゼンリッターの面々と比べても引けをとらない。

  • ● 統率力
  • 6点。ヤン艦隊では積極的にムードメーカーの役割を果たしていた。ムライと同様に他の幕僚たちヤンに質問したり、他に先んじてヤンの作戦を支持したりすることで全体の雰囲気を良い方向へ持っていこうと努力していた。

  • ● 人望
  • 8点。冗談も適度に通じ、自分の意見を持っており、それでいて相手の話しも聞ける人間。エコニアで対面したヤンも直ぐにパトリチェフを信頼するようになった。

  • ● 決断力
  • 6点。地球教徒襲来の際は迷わず自らを犠牲にしてヤンを逃がすことに努めていた。

  • ● 分析力
  • 6点。ヤンの肩書や名声ではなく、本人の言動を見極めたうえで能力を評価していた。

  • ● 権謀術数
  • 4点。参謀ではあるが、豪快な人間なので謀略を得意としている印象はない。

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