アレックス・キャゼルヌ

同盟軍の士官で主に物資の補給や事務処理を行う後方担当だった。ヤンやアッテンボローとは士官学校時代からの知り合いで(キャゼルヌは生徒としてではなく職員として在籍していた)、軍隊内でも私生活でも頻繁に顔を合わせている。

ヤンやアッテンボローとは異なり基本的には真面目な人間で、彼らが(特にヤンが)苦手なデスクワークを得意とする人間である。しかし上官に対して無条件で従順な人間ではなく、むしろ上官でも間違った命令や態度を取られると反抗してしまう性格だった。

そのため優秀な事務官だった割には昇進の速度が遅く理不尽な理由で左遷させられることもあった。職場やヤンたちと会っている時は年長者らしく堂々とした態度で接しているが、家庭内では尻に敷かれるタイプで何かと妻のオルタンス・ミルベールには頭が上がらなかった。

ヤンとの結婚談義

長い間独身を貫いており、良い年をしながら一向に結婚しようとしないヤンに対してたびたび苦言を呈していた。

「良い年をした男がいつまでも結婚をしないのは社会にとって良くない」とするキャゼルヌに対し

「結婚をしなくても社会に貢献した人間はいくらでもいます」とヤンは返し意に反さなかった。しかしさらにキャゼルヌは

「結婚をしてなおかつ社会に貢献した人間のほうが多い」と発言しこれに対してはヤンは何も反論しなかった。後にヤンがフレデリカ・グリーヒルと結婚した事を考えると、幾度に渡るキャゼルヌの結婚談義はヤンに影響を与えていたのかもしれない。

人物評

典型的な事務方の人間。艦隊運用の能力ではヤンやアッテンボローには及ばないが、事務処理能力では同盟でも屈指のもので特にイゼルローンに勤務してからは「彼がくしゃみをすればイゼルローンは発熱する」とまで言われた。

そういった意味では平時においてはむしろヤンよりも重要な存在だったと言えるだろう。

人物ステータス

キャゼルヌ 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 5点。ヤンやアッテンボローとは違い元が真面目な人間のため士官学校での戦闘訓練もそれなりの成績を修めていただろう。ただし後方勤務のエキスパートだったため前線に出る機会は皆無であり、そのため白兵戦の経験も全くないだろう。

  • ● 統率力
  • 6点。キャゼルヌの才能はあくまでも事務処理能力にあり、艦隊の運用や要塞を防御は彼の得意とする所ではなかった。実際、ヤンの留守中にイゼルローン要塞を預かった際は敵の攻勢に対して適切な対処を出来ていなかった。ただし部下からは信頼されており、意見も積極的に聞き入れるので下手な艦隊指揮官よりはましだと言える。

  • ● 人望
  • 8点。自らがユリアンのような真面目な人間であるにも関わらず、アッテンボローのような自由人とも腹を割って付き合うことが出来る。

  • ● 決断力
  • 7点。事務方の人間は決断力が弱いイメージがあるが、キャゼルヌにそれは当てはまらない。ヤンがハイネセンから脱出した際、ロックウェル統合作戦本部長から昇進と慰留を要請されたが、返事二つでこれを断りヤンのもとへ行く決断を下している。

  • ● 分析力
  • 8点。当人の能力や事態を把握する能力に優れている。同盟軍の帝国領侵攻作戦の際は味方の輸送船団が帝国軍の奇襲を受ける可能性を予測しており、その危険性をロボス元帥に伝えていた。しかしロボスは郵送船のルートは同盟軍の空域であることからこの意見を不要な心配と判断。結果として輸送船は破壊され同盟が大敗する原因となった。

  • ● 権謀術数
  • 4点。少なくとも家庭内の権力争いには完全に敗れている。

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