ウィレム・ホーランド

外伝でのみ登場する人物。同盟軍の軍人で登場時は少将でその後32歳にして中将に昇進した。32歳で中将というのはそれまでの同盟軍史上ブルース・アッシュビーしか達成しておらず、そのため世間やマスコミからはアッシュビーと比肩されることが多かった。ホーランド自身も自らを「ブルース・アッシュビーの再来」だと考えており、それまでの既成概念に捕らわれない新しい戦術を模索・実行することにこだわっていた。

第6次イゼルローン攻防戦で少将として参戦し「ミサイル艦の別動隊を持って、トールハンマーの射程を迂回して要塞へ側面攻撃をしかける」という作戦案を提示した。本人はこの作戦に絶対の自信を持っており「歴史上始めてイゼルローン要塞の外壁を破って見せる」と豪語していた。

アンドリュー・フォークの具申もあり、この作戦案は実行に移されそれなりの効果を挙げたが当時帝国軍の分艦隊を率いていたラインハルトの強襲により失敗に終わった。

人物評

覇気と自信に満ちた人物だが評判ほどの能力は持ち合わせていなかった。第3次ティアマト会戦では友軍との連携を無視して独断専行し、奇抜な戦術によってその後4時間にわたって敵軍を翻弄したが、それを見ていたラインハルト、ビュコック、ウランフからは「既存の戦術理論を壊すことは知っていても新しい理論を作ることは知らない」と酷評されていた。

その言葉を証明するかのうように、攻勢の限界点に達したところをラインハルトの艦隊の攻撃を受けて敗走。この際ホーランドは戦死した。ホーランド艦隊が4時間にわたって戦局を有利に進めていたのに対し、ラインハルトは斉射三連をわずか2度行っただけで形勢を逆転し戦闘に終止符を打ってしまった。

人物ステータス

ウィレム・ホーランド 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 7点。あの大きな声とがたいを見る限り白兵戦はかなり強そうだ。何なら同盟軍最強と謳われたシェーンコップと良い勝負をするのではないか。

  • ● 統率力
  • 6点。第三次ティアマト会戦では既存の理論に捕らわれない複雑な艦隊運用を4時間にわたって続けていた。実りある行為ではなかったが艦隊運用の能力はそれなりに備えていたのだろう。

  • ● 人望
  • 5点。自分を過大評価し他人の言葉を聞かない態度はウランフやファイフェルからひんしゅくを買っていた。しかし英雄視するマスコミや民衆からは支持されていた。

  • ● 決断力
  • 6点。実力以上に覇気を備えた人物なので決断は早い。ただしその決断が正しいものかどうかは別問題だった。

  • ● 分析力
  • 3点。第三次ティアマト会戦で4時間もの時間がありながら後方に待機して好機をうかがっていたラインハルトの狙いに気が付かなかった。

  • ● 権謀術数
  • 4点。軍人肌の強い人間だったので権謀術数には長けていなかった。第6次イゼルローン攻略戦でも作戦案を提出したものの採用を保留にされ、結局作戦案をアンドリュー・フォークに横取りされる形になってしまった。

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