ジャン・ロベール・ラップ

ヤンと士官学校時代の同期で親友。非常に性格の良い人物で他人の成功を素直に賞賛できる人間だった。ヤンがエルファシルで民間人の脱出に成功させた際は「同期の誇り」だとキャゼルヌに語っていた。しかしこれを聞いたヤンは「自分の考えではラップこそが同期の中では出世頭になるだろう」と話しており、彼の才能と将器を高く評価していた。

しかし一時病気療養のため軍務を離れていたため、その後の昇進速度は思わしくなくヤンが准将だったのに対しラップはその時点で少佐だった。さらに一年後輩に当たるアッテンボローも中佐であり、ヤンが思っていたような出世は遂げていなかった。

ただしこれはあくまでも病気療養が大きな原因であり、ラップの軍人としての能力はヤンの見立て通り高いものだった。アスターテ会戦では第6艦隊の参謀としてヤンと同じく「兵力分散の危険性」を認識しており司令官に作戦の変更を具申していた。

しかしムーア司令官はこれを聞き入れずその後、第6艦隊は壊滅。ラップは戦死してしまった。

ジェシカとの三角関係

士官学校時代、学校の近くに住んでいたジェシカに一目惚れしていた。この時ラップと一緒にいたヤンもジェシカに好意を抱いていたが、ラップが積極的にジェシカを誘っていたため奥手のヤンはラップに譲る形で身を引いた。

ジェシカのほうも本来はヤンのほうに好意を寄せていたが、ラップの紳士的な態度とヤン自身が身を引いていたこともあって結果としてラップと婚約することになった。ラップ自身もヤンがジェシカに好意を抱いていることは理解しており、そのためジェシカにプロポーズする直前にヤンに「プロポーズしても良いか」を聞いている。

人物ステータス

ジャン・ロベール・ラップ 人物ステータス

  • ● 白兵戦
  • 6点。作中の描写から予想するに、ヤンに比べると士官学校での成績は均衡の取れたもののだったと思われる。

  • ● 統率力
  • 6点。ヤンからは将官としての才能があると評価されていた。実際その人となりは人を率いるのに適していただろう。しかし早くに死んでしまったためその才能を披露する機会がなかった。

  • ● 人望
  • 8点。ヤンが同期の中で唯一親しくしていた人物だった。また後輩のアッテンボローやキャゼルヌとも親交があるようだった。

  • ● 決断力
  • 7点。男らしく正々堂々とジェシカにプロポーズしていた。その姿は「疾風ウォルフ」と呼ばれたミッターマイヤーよりもよほど立派なものだった。

  • ● 分析力
  • 7点。アスターテ会戦ではヤンと同様にラインハルトの戦術を看破していた。彼が生きていればその後の同盟軍の陣容に少なからず影響を与えていただろう。

  • ● 権謀術数
  • 6点。参謀としては優秀な人間だったので謀略面にも長けていたのではないか。

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