ハインリッヒ・フォン・キュンメル

キュンメル家の当主で男爵の爵位を持っている。ヒルダの親戚でもあり、一人娘だったヒルダにとっては弟のような存在。生まれつき難病を患っており、ベッドから起き上がる事すら困難。そのため生涯の大半をベッドのうえで過ごしている。
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ブルーノ・フォン・シルヴァーベルヒ

ローエングラム王朝における初代工部尚書。作中では帝都建設を担当しており建築の専門家としての一面を見せているが、彼の才能は建築に留まらず政治全般に及んでいた。順調過ぎる工事計画を揶揄した建設業者が「帝都が完成してしまえば我々の仕事がなくなってしまう」と冗談交じりに話すと「その時は帝国宰相でもやる」と大胆な野望を語り周囲を唖然とさせていた。
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アンスバッハ准将

ブラウンシュヴァイク公の側近で生涯彼に忠誠を尽くした。ブラウンシュヴァイク公には過ぎた家臣であり、ラインハルトとフレーゲルが衝突した際にはその仲裁に入ったことがありそれ以来ラインハルトからは高く評価されていた。またキルヒアイスとも知り合いだった。
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レオポルド・シューマッハ

ゴールデンバウム王朝の軍人でフレーゲル男爵の側近。そのためリップシュタット戦役では貴族連合軍の一員として参加した。平民出身であるにも関わらず30代で大佐。しかも軍歴の大半が後方勤務という武勲の立てづらい環境にあっての出世だった。

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ギュンター・キスリング

ローエングラム王朝において皇帝ラインハルトの親衛隊長を務める人物。親衛隊の中でも常時ラインハルトのそばにいるのはキスリングただ一人であることから、ラインハルトの彼に対する信頼感とキスリングの戦闘能力の高さがうかがえる。
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コルネリアス・ルッツ

ローエングラム王朝における主要提督の一人で最終的な階級は元帥。ラインハルトがゴールデンバウム王朝下で宇宙艦隊副司令官(同時に元帥に昇進)として元帥府を創設した時には中将として提督の列に迎えられた。当初はワーレンとともにキルヒアイスの部下として艦隊を運用していたが、キルヒアイスの死後は自ら艦隊司令官として一個艦隊を任されていた。
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リヒャルト・フォン・グリンメルスハウゼン

ヴァンフリート星域の会戦でラインハルトが所属していた艦隊の司令官。70歳を超える老人で軍事の才能には乏しいが、若き日の皇帝フリードリヒ4世の侍従武官を務めており、公には出来ないような世話をしていたため重用されている。
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シュターデン

ゴールデンバウム王朝の軍人でリップシュタット戦役の際にはブラウンシュバイク公が率いる貴族連合の同志として参加した。ミッターマイヤーが士官学校の学生時代、教官として戦術理論について講義をしていた。理論に関する知識は豊富だがそれ故に実戦では理論を優先させる傾向にあり、ミッターマイヤーら学生たちは「理屈倒れのシュターデン」と呼んで嘲笑っていた。
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ハイドリッヒ・ラング

ゴールデンバウム王朝期には内務省社会秩序維持局長官を務めた人物。旧体制の秩序を守るために暗躍する組織の長だったため、ラインハルトが実権を握ってからしばらくは謹慎の身に処せられていた。しかしローエングラム体制が成立して間もないこともあり、社会の秩序を安定させる必要があると考えたオーベルシュタインによって登用され、今度は内務省内国安全保障局長と職名を変えて職務を遂行することになった。
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オフレッサー

ゴールデンバウム王朝の軍人で陸戦の専門家。2mを超す長身とそれに見合った体重と威圧感を備えており、白兵戦では作中随一の実力を誇る。作中に登場した時点で階級は上級大将であり、艦隊司令官のような華やかな武勲を立てやすい部門ではなく陸戦という比較的地味な部門を専門としていた人物としては驚異的な出世だと言える。
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