ベルンハルト・フォン・シュナイダー

もともとはゴールデンバウム王朝の軍人でメルカッツの副官。年長者のメルカッツとは対照的な若年の軍人だが、その能力は確かでその言動は多くの人間かた高く評価されていた。上官であるメルカッツに対しては絶対の忠誠を誓っており、リップシュタット戦役敗戦後は敵軍のラインハルトに投降せずメルカッツとともに同盟へ亡命した。
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ルイ・マシュンゴ

同盟軍の士官の一人で登場時は准尉だった。イゼルローンに駐留していたヤン艦隊の一員だったが、ユリアンが駐在武官としてフェザーンに赴任することになった際、ヤンの命令で護衛として同行することになった。背の高い黒人男性で見た目通り白兵戦に強く彼を紹介したシェーンコップ曰く「片手で1個小隊を倒せる」ほど。

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バグダッシュ

ドワイト・グリーンヒルを中心として結成された救国軍事会議のメンバーの一人。アンドリュー・フォークの案で、ハイネセンでの軍事クーデターに先駆けてヤン・ウェンリーのもとへ派遣され、ヤンが救国軍事会議のメンバーにならなかった場合に暗殺する任務を任されていた(ただしヤンのもとに到着したのはクーデターの後だった)。

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ライナー・ブルームハルト

薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の一員で、カスパー・リンツの後を受けて第15代連隊長(代理)となった。これはカスパー・リンツがバーミリオン会戦後に「動くシャーウッドの森」のメンバーとなり、公式記録上は戦死したことを受けて就任したものだった。しかしバーラトの和約締結によって同盟軍は事実上解体させられていたため、ブルームハルトの連隊長としての仕事は皆無だった。
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カスパー・リンツ

薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の一人で連隊の中でシェーンコップと最も親しい人物だった。戦闘能力に長けた者が多い薔薇の騎士(ローゼンリッター)にあってリンツは知能派としても活躍していた。イゼルローン要塞攻略後、シェーンコップが准将に昇進すると連隊長の座を譲られ第14代連隊長となった。ヤン艦隊にいる時もシェーンコップといる時間が長く、そのため必然的にヤンやユリアンとともにいる時間も長かった。
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フョードル・パトリチェフ

ヤン艦隊の一員で副参謀を務めている(参謀長はムライ)。ただしヤンがもともと参謀肌の人物なため、ムライやパトリチェフが参謀としての仕事をする機会は少なく、パトリチェフ自身は自らの巨体を生かしてヤンの護衛をすることが多かった。
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カーテローゼ・フォン・クロイツェル

同盟軍のパイロットでバーミリオン会戦後、メルカッツやリンツらとともに「動くシャーウッドの森」の一員となる(ただしこの時点では作中に登場していない)。またシェーンコップの娘でもあるが、それを知ったシェーンコップ自身は当初母親が誰か分からなかった。仲間からはカリンと呼ばれている。
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エドウィン・フィッシャー

第13艦隊(別名「ヤン艦隊」)の副司令官。アスターテ会戦では第4艦隊に所属していたが、同会戦で艦隊が崩壊したため凱旋後は新設された第13艦隊に配属されることになる。最初の任務でイゼルローン要塞に赴く際、ヤン・ウェンリーから「自分はハイネセンの街中を歩いていても迷うくらいだから、艦隊運用は専門家のフィッシャーに一任する」と言われ言葉通り艦隊運用の全権を委ねられた。
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ムライ中将

時系列順で考ると最初に登場した際は中佐だった。外伝『螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)』で登場し、タナトス警備管区の参事官としてエコニア収容所で起きた暴動を調査しにやって来た。この時は入念な下調べと的確な聞き取り調査によって事件の全貌を正確に把握して事態を収集した。
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イワン・コーネフ

同盟軍のパイロットで「クラブのエース」を持つ撃墜王。イゼルローン要塞に駐留しているヤン艦隊において第2空戦隊戦隊長を務めていた。この時の第1空戦隊戦隊長はオリビエ・ポプランだったが、パイロットとしての腕はポプランに劣らずむしろ普段の会話を聞く限りポプランよりも多くの撃墜数を誇っている様子。
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