ウォリス・ウォーリック

730年マフィアの一人でブルース・アッシュビーのもと艦隊指揮官として活躍していた。芝居がかった貴族のような言動をすることから周囲からは「バロン(男爵の意)・ウォーリック」と呼ばれていた。

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シンクレア・セレブレッゼ

衛星ヴァンフリート4=2に存在する同盟軍の後方基地の司令官を務める人物で階級は中将。前線での経験や実績には乏しいが、後方勤務のスペシャリストとして知られる人物だったため、ヴァンフリート星域会戦では補給基地としては極めて重要なヴァンフリート4=2を任されていた。

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オーブリー・コクラン

同盟軍の大佐でリューカス星域の補給物資基地司令官を務めていた。バーミリオン会戦に先駆けてラインハルトが進発させたミュラー艦隊が基地に接近すると戦わずして降伏した。このことを聞いたミュラーは当初、敵司令官の度胸のなさに呆れていた。同じく基地にいた兵士たちも同様の面持で「防衛できないならせめて物資を放棄して敵に渡さないべき」だと強硬に主張した。
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ウィレム・ホーランド

外伝でのみ登場する人物。同盟軍の軍人で登場時は少将でその後32歳にして中将に昇進した。32歳で中将というのはそれまでの同盟軍史上ブルース・アッシュビーしか達成しておらず、そのため世間やマスコミからはアッシュビーと比肩されることが多かった。ホーランド自身も自らを「ブルース・アッシュビーの再来」だと考えており、それまでの既成概念に捕らわれない新しい戦術を模索・実行することにこだわっていた。
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ベルンハルト・フォン・シュナイダー

もともとはゴールデンバウム王朝の軍人でメルカッツの副官。年長者のメルカッツとは対照的な若年の軍人だが、その能力は確かでその言動は多くの人間かた高く評価されていた。上官であるメルカッツに対しては絶対の忠誠を誓っており、リップシュタット戦役敗戦後は敵軍のラインハルトに投降せずメルカッツとともに同盟へ亡命した。
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ルイ・マシュンゴ

同盟軍の士官の一人で登場時は准尉だった。イゼルローンに駐留していたヤン艦隊の一員だったが、ユリアンが駐在武官としてフェザーンに赴任することになった際、ヤンの命令で護衛として同行することになった。背の高い黒人男性で見た目通り白兵戦に強く彼を紹介したシェーンコップ曰く「片手で1個小隊を倒せる」ほど。

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バグダッシュ

ドワイト・グリーンヒルを中心として結成された救国軍事会議のメンバーの一人。アンドリュー・フォークの案で、ハイネセンでの軍事クーデターに先駆けてヤン・ウェンリーのもとへ派遣され、ヤンが救国軍事会議のメンバーにならなかった場合に暗殺する任務を任されていた(ただしヤンのもとに到着したのはクーデターの後だった)。

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ライナー・ブルームハルト

薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の一員で、カスパー・リンツの後を受けて第15代連隊長(代理)となった。これはカスパー・リンツがバーミリオン会戦後に「動くシャーウッドの森」のメンバーとなり、公式記録上は戦死したことを受けて就任したものだった。しかしバーラトの和約締結によって同盟軍は事実上解体させられていたため、ブルームハルトの連隊長としての仕事は皆無だった。
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カスパー・リンツ

薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の一人で連隊の中でシェーンコップと最も親しい人物だった。戦闘能力に長けた者が多い薔薇の騎士(ローゼンリッター)にあってリンツは知能派としても活躍していた。イゼルローン要塞攻略後、シェーンコップが准将に昇進すると連隊長の座を譲られ第14代連隊長となった。ヤン艦隊にいる時もシェーンコップといる時間が長く、そのため必然的にヤンやユリアンとともにいる時間も長かった。
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フョードル・パトリチェフ

ヤン艦隊の一員で副参謀を務めている(参謀長はムライ)。ただしヤンがもともと参謀肌の人物なため、ムライやパトリチェフが参謀としての仕事をする機会は少なく、パトリチェフ自身は自らの巨体を生かしてヤンの護衛をすることが多かった。
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